京都府城陽市、宇治市、久御山町の耳鼻科 耳鼻咽喉科・アレルギー科やすだクリニック

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感染症

感染症

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)という細菌に感染することで発症する肺炎で、しつこい咳と発熱が長引くことと、6~12歳の小児に多く見られることが特徴です。
感染経路は、マイコプラズマ肺炎に感染した方の咳やくしゃみによって拡散された細菌を吸い込んで感染する飛沫感染と、細菌を直接触って感染する接触感染があります。

マイコプラズマ肺炎の症状

  • 全身の倦怠感、頭痛、発熱(初発症状)
  • 痰が出ない乾いた咳(乾性咳嗽)

咳は時間が経つと強くなり、熱が下がっても3、4週間程度続きます。咳が出てから時間が経過すると、痰を伴った湿った咳(湿性咳嗽)になることもあります。
中には呼吸音がゼーゼー・ヒューヒューとなる方もいます。

マイコプラズマ肺炎の治療

マイコプラズマ肺炎には、本来マクロライド系の抗生物質が有効でした。
しかし、現在ではマクロライド系の抗生物質に耐性を持つマイコプラズマ感染症が増加しています。そのため、マクロライド系抗生物質の効果が無い場合は、別系統の抗生物質を使用します。マイコプラズマ肺炎は重症化することもあり、中には入院して治療することもあります。

注意していただきたいこと

高熱になることが少なく、普通の風邪と思いがちです。症状が重症でなくとも咳が長引くようであれば一度医療機関で受診してください。
感染経路が飛沫感染と、接触感染であるため、しっかりとうがい手洗いをすることが予防法になります。

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