京都府城陽市、宇治市、久御山町の耳鼻科 耳鼻咽喉科・アレルギー科やすだクリニック

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のどの病気

のどの病気

声がれ(嗄声)

のどの奥(いわゆるのどぼとけの部分)に喉頭という部位があります。
喉頭には左右一対の声帯があり、声を出すときには声帯が閉じて、振動します。
この声帯に異常が起こると振動に支障を来たし、声がれを生じるのです。

原因と症状

急性気管支炎の多くはかぜからの上気道の炎症が気管支へ及ぶことで生じます。かぜと同様にライノウィルスやインフルエンザウィルスなどのウィルスが原因のことが多く、百日咳やマイコプラズマなどの細菌が原因となることもあります。急に咳が出る、痰が出る、全身の倦怠感、胸の不快感などが主な症状です。
慢性気管支炎は喫煙、大気に含まれる有害物質、アレルギー素因などが原因となることで生じると考えられています。咳と痰が、おもに冬に3か月以上ほぼ毎日続く状態が2年以上連続していて、それがほかの病気によるものではないときに慢性気管支炎と診断されます。

原因

・声帯の形の異常

形の異常は炎症で声帯が腫れていることが多いのですが、結節(声帯にできるペンだこのようなもの)、ポリープや癌などのできものによる場合もあります。

・動きの異常

声帯の動きが悪くなることです。声帯を動かす神経は脳から胸の大動脈をまたいで、甲状腺を通るとても長い神経で、甲状腺疾患や大動脈疾患でも声がれを起こすことがあります。また、精神的な要因により発声障害が生じることもあります。

治療

喉頭ファイバーや喉頭鏡により、声帯を診察し、その状況に応じて治療を行います。
炎症性の場合は抗菌剤や炎症を抑える薬などが処方されます。
結節の場合は声を日常的によく使う方に生じることが多く、声を酷使しないことが重要です。
ポリープができている場合は簡単な手術によりきれいな声に戻ります。
なにも思いあたる事がないのに声がかれるといった場合、反回神経麻痺ということも考えられます。この病気の裏には重大な病気が隠れていることが多いのでいろいろな角度からの検査が必要になります。

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